犬も人間と同じようにヘルニアを発症することがあります。
臓器や骨が本来の位置からずれた状態をヘルニアと呼んでいるのですが、犬に多いのは椎間板ヘルニアです。
この病気になっても軽度の場合、投薬治療や温熱療法などで改善する場合があります。
重症化すると治すために手術が必要になってしまうこともあるため、症状が軽度のうちに病院に連れて行くのがおすすめです。
また、普段から食生活に気を付けたり、サプリなどを利用して予防をすることが大切です。
知人の犬がヘルニアに…
知人の犬がヘルニアになったと聞き、その症状や原因について調べてみました。
犬に多い椎間板ヘルニアは背骨の間に挟まっている椎間板が変形し、神経に触れる状態になってしまうことです。
飛び出した椎間板の一部が神経を圧迫することにより、腰や足に激しい関節痛や痺れなどの症状が起こってしまうのです。
初期段階では神経の圧迫による軽い痛みが発生します。
そのため歩行困難になったり、散歩を嫌がるようになることもあります。
歩き方が普段と違うと感じたり、寝ている姿勢から起き上がるのが遅いと感じたら注意しましょう。
ヘルニアは年齢に関係なく発症しますが、老犬の方がリスクは高まります。
ある程度は仕方ないことですが、予防効果のあるサプリを利用するといった方法もあります。
また、犬の普段からしっかり観察してあげることが大切です。
肥満も椎間板への負担が大きくなってしまう原因の一つです。
そこでドッグフードはできるだけカロリーが低く、栄養素をしっかり摂取できるものを選びましょう。
犬もサプリを飲む時代!
最近では犬用のサプリも多く登場してきています。
犬のヘルニアを予防するためのサプリも販売されているため、チェックしてみると良いでしょう。
ヘルニアの予防に効果的とされるのは緑イ貝を配合したサプリです。
緑イ貝には関節の働きをサポートする効果と炎症を抑制する効果が期待できます。
関節のクッションの役割を果たすグルコサミンやコンドロイチン、コラーゲン、軟骨を滑らかに動かすために必要なヒアルロン酸、炎症を抑えるオメガ3脂肪酸などさまざまな成分が含まれています。
そのため犬の健康をしっかりサポートしてくれるのです。
グルコサミンやコンドロイチン、コラーゲン、ヒアルロン酸などは関節のスムーズな動きを助けてくれる成分ですが、加齢ともに減少してしまいます。
また、酸化に対抗する働きも加齢とともに弱まってしまいますし、酸化のダメージを受けやすくなるのです。
酸化することで老化や病気の原因になってしまうため、できるだけ酸化のダメージを軽減することが大切です。
緑イ貝を含むサプリを積極的に摂取させることにより、高齢になっても健康で元気に過ごせるようになるでしょう。